大切な人を失った悲しみと 共に生きていくグリーフケア

高齢になると、家族や友人との別れや健康の変化など、さまざまな損失や喪失を経験することがあります。これらの損失によって引き起こされる悲しみや喪失感は、シニアの方々の心に深い影響を及ぼすことがあります。そこで本記事では、「グリーフケア」についてご紹介します。喪失の悲しみを乗り越えて、あなたらしい人生を歩んでいくための参考にしてください。

【目次】
グリーフとは
グリーフケアのポイント
☑感情の表現と共有
☑外に出て、深呼吸
☑時には思い切り泣く
☑悲しみにとらわれない
まとめ

グリーフとは
グリーフとは、喪失や損失によって引き起こされる悲しみや喪失感のことを指します。シニア期は、親や配偶者、兄弟姉妹、友人などの大切な人々との別れや、自身の健康や能力の低下などによる喪失を経験することが多い時期です。そのため、グリーフを感じやすいともいえるでしょう。

グリーフケアのポイント
シニアの方々にとって、グリーフケアは心と身体の健康のためにも、重要です。悲しみや喪失感を受け入れることで、少しずつ心が癒されていきます。以下に、グリーフケアのポイントをご紹介します。

☑感情の表現と共有
自分の感情を表現し、他の人と共有することで、心は癒されます。家族や友人との対話やグループセラピー、グリーフサポートグループへの参加などを通じて、感情を開放し、共有する機会をもちましょう。

☑外に出て、深呼吸
悲しみを抱える中で、引きこもってしまうと、どんどんと感情がネガティブな方向に引っ張られることがあります。思い切って外に出て、適度な運動や散歩、瞑想や深呼吸をしてみましょう。心と身体の緊張がほぐれ、心の平穏を取り戻すことができます。

☑時には思い切り泣く
亡くなったり遠く離れたりした人たちとの思い出を、封印する必要はありません。思い出を振り返ることで、喪失感や悲しみを癒し、愛する人との繋がりを感じることができます。写真を見たり、手紙や日記を読み返すと、涙があふれることもあるでしょう。そんなときは思い切り泣いて、心を浄化するのもひとつです。

☑悲しみにとらわれない
悲嘆の中でも、新たな関心事や趣味を見つけることも必要です。自身の興味や才能に向き合い、新しい活動や趣味を追求することで、前向きな気持ちを取り戻し、人生に意義を見出すことができます。そんな姿を、あなたの大切な人は見守ってくれているはずです。

まとめ
グリーフと向き合うことで、大切な人との絆を改めて思い出すことができます。悲嘆にくれていてばかりでは、旅立った人たちにも心配をかけてしまいます。大切な人たちを安心させるためにも、あなたはあなたの人生をイキイキと歩んでいくことが大切です。

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